G1中部2016 第4部オープンシアター「挑戦の物語~大峯千日回峰行を経てたどり着いた境地」 往復48キロの山道を16時間かけて来る日も来る日も歩き続ける「大峯千日回峰行」、その後、9日間の間断食、断水、不眠、不臥を続ける「四無行」。1300年の歴史で成し遂げた修行僧は2人しかいない。挑戦の先に見えた風景とは。(肩書きは2016年10月15日登壇当時のもの) <動画冒頭をテキストでご紹介> 塩沼氏: 今日は時間がないので行の話にスパンと入りたいと思います。今、お話を伺いながら、自分の人生とは一体何だったのかと考えると、大きな、叶うか叶わないかくらいの夢に向かって歩んだ「千日回峰行」という行だったのだと思います。 どういう修行かというと、1日48キロの山道を16時間かけて歩きます。起床する時間が深夜の11時30分、滝に入って身を清め装束を整え、山に出発する時間が0時30分、そこから8時間かけ