自民党の河井案里参議院議員(写真:毎日新聞社/アフロ) 自民党の河井案里参議院議員が3月28日16時半頃、衆議院議員宿舎から救急搬送されていたことが明らかになった。報道によると、案里議員は薬を多量に服用し、飲酒していたとの情報もある。症状は重くないと伝えられているが、案里議員といえば、選挙違反事件で公設秘書らが逮捕、起訴され、自身も広島地方検察庁から任意の事情聴取を受けるなど騒動の渦中であるだけに、注目が集まっている。 案里議員と夫で前法務大臣の河井克行衆議院議員は、昨年の参議院議員選挙で運動員に法定上限を超える報酬を支払った公職選挙法違反の疑いが浮上している。3月3日には両議員の議員会館の事務所に強制捜査が入り、克行議員の政策秘書、案里議員の公設秘書、選挙スタッフの合計3人が公職選挙法違反容疑で広島地検に逮捕された。 その後、広島地検の任意の事情聴取に対し、複数の陣営関係者が「選挙の責任