アジの開き干し - 正しい日本の朝食のために 熱々の御飯にアジの開き、みそ汁というメニューは日本の朝の象徴。塩味がほどよくきいたアジの開きは実にうまい。 干物は魚の水分を蒸発させ、うまみを凝縮・熟成させた保存食だがそのままでは身が厚くて上手に水分が抜けない。 そのため、たいていの場合、開いて干す。 これが「開き干し」と呼ばれるモノで干物=開きとなるくらいポピュラーになっている。 開きづくりは、包丁一本あれば誰にでもできる簡単な作業。特別な道具は何もいらない。 しかもアジは大きさも手頃でおろしやすい魚。 新鮮で活きの良いアジが手に入ったら是非、作ってみて欲しい。スーパーの干物とは全く違う味に驚くこと請け合いだ。 干物作りに適した季節は暑い夏を避けて通年。伊東の場合、九月から翌年の三月くらい。 「太陽で干すのだから日差しが強い方が良いだろう」というのは大間違いで、 気温が高すぎると魚の身がグチ