今月、石川県能登町の空き家で、高校1年の女子生徒が殺害されているのが見つかった事件で、長野県の男子大学生の車から見つかった包丁に付いていた血液がDNA鑑定の結果、女子生徒のものと一致したことが警察への取材でわかりました。警察は、すでに死亡した男子大学生が女子生徒を殺害したとして、今後、殺人の疑いで書類送検する方針です。 警察によりますと、大学生が乗っていた車の中からは空き家の鍵のほか、血の付いた包丁が見つかり、警察が血液のDNA鑑定を行った結果、女子生徒のものと一致したということです。 この大学生は信州大学1年の保田樹輝容疑者(21)で、警察は高校の部活動を終えて、バス停で迎えを待っていた女子生徒を連れ去って空き家で殺害し、そのあと、自殺した疑いが強まったとしています。 警察は今後、殺人の疑いで書類送検することにしています。