広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人などの疑いで逮捕、送検された元期間従業員、引寺利明容疑者(43)の精神鑑定が終わり、25日、九州地方の留置先から捜査本部のある広島南署に移送された。 引寺容疑者は午後6時前、車で同署に到着し署内に移された。報道陣の姿に気付くと、にらみ付けて「しつこい」などと叫ぶ場面もあった。関連記事マツダ工場殺傷 引寺容疑者を起訴へマツダ工場12人殺傷で追送検 容疑者…記事本文の続き 約3カ月の鑑定留置で、刑事責任能力を認める鑑定結果が出ており、広島地検は拘置期限の切れる29日、殺人や殺人未遂などの罪で起訴する方針。 事件は6月22日朝、広島県府中町と広島市南区にまたがる本社工場と隣接する宇品工場で発生。社員ら男性12人が車で次々はねられ、社員の浜田博志さん=当時(39)=が死亡、1人が重体、10人が重軽傷を負った。
1万人規模の訪日団体旅行を計画していた中国の企業が、来月の実施を目前に、旅行の中止を決定したことが17日、明らかになった。東シナ海の日本固有の領土、沖縄・尖閣諸島で発生した海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件を受け、社員から訪日旅行に対する不安の声が上がったという。関連記事経済効果13億円ゲット! “熱烈歓迎…お台場「世界旅行博」で異文化を体感 …記事本文の続き この団体旅行は、韓国との激しい誘致合戦の末、前原誠司国土交通相がトップセールスを行い、ようやく契約にこぎつけた。日中関係の緊迫化が、急拡大する両国の観光交流に、思わぬ陰を落とした格好だ。 前原氏はこの日午前の会見で「中国の大型旅行案件が中止されることは残念」とした上で、「大事なことは国益や日本の主権を基本に置きながら、対応していくことだ」と指摘。日中関係が再び安定した場合は、改めて訪日旅行を検討するのではないかと期待感を示した。
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