見た目と音、光でイノシシなどの有害鳥獣を追い払う装置「スーパーモンスターウルフ」が今月、兵庫県淡路市生田畑に導入され、実証実験が始まった。甲信越や九州などでは導入されているが、関西では初めて。導入初日のお披露目では担当者がスイッチを入れると、イノシシが怖がるとされる恐ろしげな音声が田畑に響き渡った。 スーパーモンスターウルフは北海道奈井江町の電機メーカー「太田精器」が昨年秋に開発。外見は野生動物の天敵であるオオカミを模しており、高さ65センチ、長さ75センチ。1体約40万円で、これまでに長野県や山梨県をはじめ、四国や九州の自治体、地元JAなどが計30数体を採用している。 ▼犯人はTV…「ラスカル」どころか害獣、アライグマ被害