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ブックマーク / tiiibikuro.jugem.jp (1)

  • 小木港と蟹工船 | 妄想オムライス

    九十九湾から、近くの小木港に立ち寄った。 小林多喜二の「蟹工船」を読んだのは中3の夏休み。世界で初めて蟹工船を操業したのが和嶋貞二という人だと知ったのは大人になってから。和嶋貞二は、ここ小木の出身だという。能登の人なのだ。 港の縁石から乗り出して海を覗くと、かわはぎの子供がたくさん漂っていた。 葉っぱみたい。 蟹工船以前、オホーツクの海で獲れたタラバガニを、今の北方領土の島々の缶詰工場でカニ缶に仕立て上げていたが、初期の缶詰製造の技術は殆どが手作業によるもので効率が悪く、また長時間熱処理をするので身が煮えてしまったり、仕上げに失敗すると空気が入って酸化してしてしまうことが多かったそうだ。蟹の場合はサケ・マスなどの魚よりも肉の処理が難しく、缶詰にしたものの、なかなか長期保存に堪え得ないというシロモノも中にはあったらしい。 日で初めて缶詰が試作されたのは明治六年(1873)で、カニ缶詰が初め

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