「ピークシフトプラン」を標準的な家庭が使うと… 東京電力は11日、家庭用などの電気料金で、電力が最も使われる昼過ぎを高くし、夜間を安くする「時間帯別料金」を取り入れると発表した。6月から選択できるようにする。電力使用がピーク時の料金を高くすることで節電に役立てる。 東電は11日、家庭向けなどの料金を7月から平均10.28%値上げしたいと経済産業省に申請した。値上げが認められても、新料金を選べば節電によって電気代を抑えられる可能性があり、値上げへの反発を和らげるねらいもある。 新料金は「ピークシフトプラン」。これまではすべてを電気でまかなう「オール電化」の住宅で似た仕組みの料金が取り入れられていたが、今回はどの家庭でも契約できる。時間ごとに使用量を測る電力計は、東電が無料で貸し出す。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大