印刷 関連トピックス九州電力枝野幸男原子力発電所会見する九州電力の真部利応社長=26日午前11時1分、福岡市中央区、山本壮一郎撮影 九州電力の真部利応社長(66)は26日、「やらせメール」問題の対応をめぐる混乱の責任をとり、来年3月末までに辞任する意向を明らかにした。臨時取締役会の終了後に本店(福岡市)で記者会見を開き、自らの進退について「問題の解決の道筋について見極めた後に引き継ぎとなる。それは1カ月、2カ月でできると思う」と述べた。 真部社長は「まな板の上のコイという立場はずっと変わっていない。日付のない辞任届はずっと持っている。どこかの区切りで決めないといけない。やらせメール問題が長引くなかで引き継ぐのは難しかったが、整理はボツボツできてきた」とも述べた。 真部社長は7月のやらせ問題の発覚後、国会で辞意を表明。だが、国に出す調査報告書を決定した10月の取締役会で原発の再稼働など