小学生だった頃、どんな問題でも自分なら解けると思っていたクラスメートが一人や二人はいたはずだ。そういう子は、他人の発言中にも割り込み、いつも最後に一言意見を言わないと気が済まない。皆で遊んでいる時でさえも、一番正しいのは自分だと主張する。 残念ながら大人になっても、職場で似たような同僚を目にする。小さい頃の知ったかぶりは、大人になっても変わらないようだ。あなたの同僚、あるいは上司がそんな人の一人かも知れない。「ああ、あの人か」と思った人はまだよいが、ピンとこない人は問題ありかもしれない。その知ったかぶりの嫌な奴は、あなた自身かもしれないのだ。 あなたは、自分が知ったかぶり屋である事実に気付いていない可能性はあるだろうか? その答えは、自分自身に次の単純な質問を問いかけてみれば分かる。「私は、自分が常に正しいと思っているか?」 言い訳はせず、あくまでも正直に答えて欲しい。自分では認めたくない