Appleが9月12日のスペシャルイベントでiPhone 5とともに発表した、同製品に搭載される最新プロセッサ「A6」だが、これは同社初のARM互換カスタムプロセッサである可能性が高まっている。また一連の裁判から部品調達先を変更したといわれるメモリについてもSamsung製である可能性が指摘されており、A6製造と合わせて基幹部品は依然としてSamsungからの供給に頼っている構図が浮かび上がっている。 A6プロセッサコアの正体 同件はAnandTechがレポートしている。まずプロセッサの仕様については「The iPhone 5's A6 SoC: Not A15 or A9, a Custom Apple Core Instead」というレポートに詳しい。AppleがA5/A5Xに次ぐ新プロセッサでフルカスタム仕様を採用する噂は以前より漏れ聞こえていたが、いくつかの証左からそれがほぼ確実と