2010年10月15日23:01 カテゴリ 余力あっての本気 新しいことをするには、二通りのプロセスがある。 空いているスペースがあればそこでやる今使っているスペースを一旦止めて、新しいことのために準備し、それから新しいことに挑戦する原理的に、この二通りしかない。すばやくよい結果を出しやすいのがどちらか、それは明らかだろう。 宮崎智彦氏の著書(uranoonブログ:書評「ガラパゴス化する日本の製造業」)はデータの冷静な分析に富んだ良書だが、この中から学ぶことがある。余力に対する考え方である。パフォーマンスの高い工場の設計には必ず余力が設けられている。通常モードではラインもスペースもヒトも、ちょっと余っているのである。 だから、本気が出せる。余裕の分を、新しく舞い込んできたチャンスに充てられる。もし通常100%フル稼働だったら・・・チャンスが到来してもそちらにリソースを割くことは無理だ。 こ