米NVIDIAは1月11日(現地時間)、独Audiの新世代情報表示システム用プロセッサに同社のクアッドコアモバイルプロセッサ Tegra 3が採用されたと発表した。2013年よりアウディ全車種に搭載される。 Tegra 3は、低消費電力動作に適したトランジスタを採用するシングルコアARMと、高い処理能力を発揮できるトランジスタを採用するクアッドコアARMという「1+4コア」の構成を採用するモバイル機器向けプロセッサ。アウディ車には車載デジタルメーターパネルおよび統合情報表示機能「インフォテインメントシステム」用のコンピュータサブシステムであるビジュアルコンピューティングモジュール(VCM)に備わり、高度な各種車両情報の表示やエンターテインメント系機能の利用を実現する。 NVIDIA、「Tegra 3」を正式に発表 アウディは、2009年にGoogle EarthなどGoogleサービスを統
NVIDIAの最新モバイル用プロセッサーである『Tegra3』は、クアッドコアに強化したGPUを搭載している。今回のCESでは、クアッドコア搭載のTegra3だと思われる端末もいくつか見受けられた。 今回は、Tegraシリーズの製品マーケッティング・ディレクターのマット・ウェブリング氏に、Tegra3について話を聞いた。 Tegra3自体は、昨年概要が公表済みだが、整理する意味も含めて、基本的なところから話していくことにする。 Tegra3は、CPUのほかにGPUやビデオ、オーディオなどの専用プロセッサーを搭載したSoC(System on a Chip)と呼ばれるデバイスである。Tegra3が採用するコアは、ARM社が設計した『Cortex-A9』と呼ばれるプロセッサーだ。製造プロセスは40nmである。 Tegra3では、デュアルコアからクアッドコアになった以外の特徴は、次の点だ。 ●P
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く