無作為に選ばれた2000人の失業者に、毎月560ユーロ(約6万8000円)を支給し続ける。働こうが、働くまいが自由。「ベーシック・インカム」の実験がフィンランドでいよいよ開始された。この2年間の実験が成功すれば、新しい社会福祉の時代が幕を開けるだろう。必読の現地ルポ。 ノキアに解雇されたエンジニアの群れ フィンランド北部の極寒の都市・オウルをシリコンバレーと混同する人はいないだろう。松林に囲まれているオウルは、北極圏からたった160kmしか離れていない。テクノロジーのスタートアップ企業を育成するというより、トナカイの群れを飼育しているイメージがある都市だ。 だが実際は、オウルは世界有数の無線通信の拠点であり、イノベーションの街だ。いま、この街では、何千人ものベテラン・エンジニアが失業中だ。彼らの多くは、かつて携帯電話の代名詞として知られたフィンランドの企業ノキアから解雇された人々だ。 起業
HTML5などのWeb技術の策定を行うWorld Wide Web Consortium(W3C)と、EPUB 3など電子書籍フォーマットの国際標準を作成するInternational Digital Publishing Forum(IDPF:国際電子出版フォーラム)が、組織を統合する契約を締結したことを発表しました(W3CとIDPF正式統合 - 出版の未来形を描くロードマッピング - W3cのプレスリリース)。 We are happy to announce IDPF and W3C have completed combination, embracing the roadmap for future of #publishing https://t.co/ZwhxgcEhKL pic.twitter.com/unAVniY5UW — W3C (@w3c) 2017年2月1日 両者
子どもをだっこする時に使う「だっこひも」からの転落事故が後を絶たないことから、メーカーなどで作る団体がインターネットで危険の体験を募ったところ、子どもの月齢によって転落につながる危険の状況が異なり、生後7か月未満では、乗せたり降ろしたりする際に危険を感じたという体験が多く寄せられ、団体では、製品の改良などに生かしていくとしています。 このためメーカなどで作る協議会は、事故に至らなくても転落の危険を感じた、いわゆるヒヤリ・ハットの体験を集めて事故防止につなげようと、去年12月からおよそ1か月間インターネットで募集し、756件のケースが寄せられました。 それによりますと、生後7か月未満の乳児では、だっこひもに乗せたり降ろしたりする際や前かがみになった際に、赤ちゃんが突然のけぞって滑り落ちそうになるケースが多く、生後7か月から2歳未満になると、歩行中に自分から抜け出そうとするケースが多かったとい
ナタリーは今から10年前の2007年2月1日に始まりました。 数名のスタッフがアパートの一室でスタートさせたこのメディアが10年も続くとは、当時は想像もしていませんでした。運営会社のナターシャも何度かの倒産危機を乗り越えて、現在では100名近い大所帯となりました。これもひとえに多くのクリエイターの皆さんと、読者の皆さんのおかげです。 私たちは、クリエイターの皆さんのように素敵な作品を作ったり舞台に立ったりすることはできません。でもその活動を取材し、ウェブサイトを通してファンの皆さんに伝えることができます。どんなに素晴らしい芸術も、それを求める人のもとに届かなければ意味はない。だからナタリーがクリエイター(送り手)とファン(受け手)の間をつなぐ、最初の架け橋になれたらといつも願っています。 ポップカルチャーは生活の一番近くにある文化です。私たちは、音楽やマンガやお笑いや映画や舞台に、人生を丸
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く