「無料(フリー)」のキーワードでインターネット検索したイラストをダウンロードして広報誌などに使用したところ、後から著作権使用料を請求されるケースが全国の自治体などで相次いでいる。無料をうたうサイトから自由にダウンロードできても、使用範囲は個人的なものに限られるといい、専門家は「チラシなどに掲載すると使用料を請求される場合がある。利用の際は必ず確認して」と呼び掛けている。 静岡県裾野市は今年4月、京都市のイラスト管理会社から無断使用を指摘され、著作権使用料14万5800円を支払った。対象となったのは、市が昨年3月に1万9000部作製したチラシ「機関紙ごみステーション」に掲載した家族のイメージ図。担当職員が「フリー 団体 イラスト」のキーワードでネット検索し、検索結果一覧から1点を選んで使用した。 職員はイラストを無料で使用できると思い込み、使用に関する条件などの確認を怠っていた。市は「税金の
総務省が政府全体での自動翻訳導入に向けて動き出した。2020年東京五輪・パラリンピックを控え、交番や観光案内、入国管理ほか幅広い活用を想定している。 翻訳に使うのは、同省が所管する情報通信研究機構(NICT)が開発したスマートフォン用アプリ「ボイストラ」。日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語など31言語間の翻訳が可能で、うち14言語間では音声で対応できる。スマホに日本語で話しかければ指定した言語に自動翻訳され、スマホから機械の音声が流れる仕組みだ。 ボイストラは2010年に初期型が完成。当初は単語が複数並ぶと翻訳の精度が落ちたり、翻訳に10秒以上かかったりしていた。人工知能(AI)による深層学習と呼ばれる技術の導入を経て、総務省国際戦略局の担当者は「昨年末ごろから精度が急上昇した」。現在は、英語検定のTOEIC(990点満点)で900点以上を取る人と同等の翻訳力があるという。日英では数
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