NetBSDのthread機構はSA(scheduler activation)というものを実装しM:Nの形にする方針で進んできました(2003.7に行なわれた日本NetBSDユーザーグループのBoFでも紹介されています)。 現状では複数のthreadが同時に動く事はできるが、同一プロセスのthreadは同一CPUでしか実行できないという状態(実装)でした。 ここに来て、開発版に新しいthread機構(newlock2)が統合されました。 説明によると、(超ざっくりですが)とりあえず複数のCPUで動く1:1形を入れるよ という事のようです。 -currentにマージした時のメールはこちら。 ことの顛末に詳しい方やthreadの実装に興味のある方、NetBSD一般ユーザの方の感想を教えて下さい。