岡島悦子・プロノバ社長――おカネを超えた高次なエゴを持っている《私のアラサー論》(1) - 10/01/13 | 09:00 インターネット以降の起業家には3世代あると思う。楽天の三木谷浩史さん、ディー・エヌ・エーの南場智子さんら第1世代は、MBAやコンサルなどで経営を学び、戦略的に起業した左脳系の方が多い。 次に、サイバーエージェントの藤田晋さんら第2世代は、「社長になりたいから起業した」というタイプで、現場で経営を学んでいった、直感に優れた方が多い。 それに対し、グリーの田中良和さん、ミクシィの笠原健治さんら第3世代のアラサー起業家は、上の世代と体質が違う。欲も毒もあまりない。組織を大きくして営業で勝つというより、技術志向が強い。個人でやりたいことをやっていたら会社になり、気がついたら社会の公器になっていたという自然派の起業家が多い。 この世代がそうなった背景には、ITが身近だっ