国際会議・学会需要の取り込みに新たな動き 〜内外PCOの連携で日本発需要もねらう〜 企業会議(Meeting)、企業報奨旅行・視察旅行(Incentive)、国際会議・学会(Convention/Congress)、イベント・国際見本市(Event/Exhibition)の旅行需要を総称してMICEというが、旅行会社のアウトバウンドに関しては大部分が企業報奨旅行・視察旅行に関する取り扱いであるのが実態だ。一方、国際会議や学会需要は企業報奨旅行・視察旅行に比べて小さく、一部の専門業者が地道に取り組んでいる状況。しかし、PCO(プロフェッショナル・コングレス・オーガナイザー)による新たな取り組みがはじまる気配もある。 大手より専業が活躍する分野 これまで国際会議や学会の需要を取り込んできたのは、会議・学会に出席する研究者や大学教授などと個人的なコネクションのある旅行会社が中心的だった。大学や研
海外マラソンをフックにした誘客プロモーションが増加 観光局、航空会社、旅行会社の連携が最大のパワーに 日本ではいま第2次マラソンブームだという。ランニング人口は350万人に達し、国内では2月に開催される東京マラソンのように、出走希望者殺到で抽選が行なわれるマラソン大会もあるほど。ランニング愛好家は海外大会へも目を向けており、需要が伸び悩む海外旅行業界にとっても期待の旅行素材として注目度が上昇中だ。 メタボ対策効果もあってブームに点火 日本では1970年代末から80年代前半にかけて、ランニングやジョギングの愛好家が目立つようになり、ランニング専門誌なども創刊。第1次マラソンブームが巻き起こった。以来、ランニングやジョギングが日本人のライフスタイルに組み込まれるとブーム的な要素は薄れてきた。ところが、このところ再び急速にランニング人口が増大し、第2次マラソンブームともいえる状況になりつつある。
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