TRAILS は、トレイルで遊ぶことに魅せられた人々の集まりです。トレイルに通い詰めるハイカーやランナーたち、エキサイティングなアウトドアショップやギアメーカーたちなど、最前線でトレイルシーンをひっぱるTRAILSたちが執筆、参画する日本初のトレイルカルチャーウェブマガジンです。
10区を走った多田要は、19位に5分以上離された区間最下位。それでも、中央大の選手たちの表情は復活を予感させるものだった。 今回の箱根駅伝、閉会式場で頭が下がる思いがした学校があった。 中央大学である。 中大は前々回、5区で途中棄権。28年連続で獲得していたシード権を失う結果になった。昨年も苦戦を強いられ15位。今季は夏場に主力に故障が相次ぎ、卒業生までも「本戦に出られないのでは?」と不安を覚えていたが、夏合宿、予選会、そして初冬と取材を重ねるうち、私は「1区、2区で流れに乗れば、中大はシード権を取れる」と確信するにいたった。 なぜなら、季節が深まるにつれ、選手たちの表情が豊かになっていったからだ。 夏の菅平では、主将の永井秀篤はまだ出遅れていて、別メニューで練習を進めていた。永井は一昨年の箱根で、復路の8区でナンバーワンのタイムをたたき出していたが、途中棄権していた中大はオープン参加とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く