期間: 2007年11月16日(金) - 12月22日(土) 開廊日時: 12:00-19:00 *日・月・祝日休廊 展示作品: 写真31点 石川直樹は自らが旅する「ここではないどこか」を主題に写真作品を制作するアーティストです。 2001年に七大陸の世界最高峰登頂の世界最年少記録を塗り替えた偉業などから、若き冒険家として語られることの方が多かった石川は、十代の後半から30才となった現在まで世界の辺境を旅し続けてきました。その活動はアラスカ・ユーコン川の単独カヌー下りやミクロネシアで学んだ星の航海術、さらには北磁極から南極点までを9ヶ月をかけて踏破するプロジェクト「Pole to Pole」への参加など、日常の旅の枠を大きく超えた特別な経験の連続でした。おそらく当初は自らの精神と肉体の限界に挑戦し、大自然と向き合い、未知の地平へ到達することに終始してきただろう石川の興味は、その後文化人類学