人口わずか18万人の小さな街スペインのサン・セバスチャンにはミシュランの一つ星レストランが4店、二つ星レストランが2店、そして三つ星レストランが3店もあり、いま世界中の美食家がこの小さな街に集まってきています。 もちろん、人口一人あたりのミシュランの星の数はダントツの世界一で、もともと目立った産業や観光スポットがなかった街が、わずか10年程度で美食世界一になったことは業界的にも異例のことでした。 ↑サン・セバスチャン「人口一人あたりのミシュランの星の数はダントツの世界一」(Pic by Flickr) 世界の料理の中心と言えば、70年代まではフランス料理、その後、80年代にはトレンドがイタリア料理に移り、90年代に入ると寿司に代表される日本食がブームを巻き起こし、そのブームは2010年代の現在も続いています。 そして、今後のレストラン業界の未来展望が分かると言われるイギリスの「レストラン」