米AT&TのISPが運営するDNSキャッシュサーバが攻撃を受け、Googleへのトラフィックが別のサイトに誘導された。 DNSキャッシュポイズニングの脆弱性が見つかり悪用コードが出回っている問題で、実際にISPのサーバが攻撃され、トラフィックが偽サイトに誘導される被害が発生した。脆弱性悪用コードのテスト・検証用ツール「Metasploit」の開発者であるBreakingPoint SystemsのH・D・ムーア氏が7月29日、Metasploitブログで報告した。 ムーア氏によると、キャッシュポイズニング攻撃を受けたのはAT&TのISPが運営するDNSキャッシュサーバ。同日朝、BreakingPointの従業員が自宅や社内からiGoogleにアクセスしようとすると、404エラーが表示される問題が発生。調べたところ、BreakingPointの社内DNSサーバが利用していたAT&T Inte