麻生太郎副総理兼財務相は21日の閣議後会見で、北海道小樽市での17日の講演で高齢者への配慮に欠けた発言をしたと指摘されていることについて、「高齢者が安心できる環境を整えるという趣旨で申し上げた。侮辱するものではなかった」と釈明した。 麻生氏は17日の講演で、貯蓄より消費が必要との認識を示したうえで「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。いつまで生きてるつもりだよ、と思いながら見てました」などと語っていた。 麻生氏は21日の会見で、17日の発言について「高齢者が過度な将来不安を持たずに、積極的に消費してもらえるように意識を変えていくことが重要」との趣旨だったと説明。「前後の文脈をみていただければ、おわかりと思う。経済の浮揚には消費の拡大が絶対必要ということを申し上げた」とも述べた。
日産自動車は、三菱自動車をコントロールできるのか……。 日産が約2000億円を投じて三菱自の第三者割当増資を引き受け、三菱自は実質傘下に入る公算が強まった。日産とすれば燃費データ改ざん発覚の三菱自との関係強化の道を選んだわけだが、早くも不安の声があがっている。なぜなら、三菱自は社内にタチの悪い“ビョーキ”を抱え、日産であってもそれを治すことは至難の技であると見られているからだ。 「悪い話」が上に上がらない社内風土 三菱自動車の燃費偽装問題が会社の存続を揺るがす事態に発展している。 同社は1991年から25年間にわたり燃費の不正測定を続けてきたことを明らかにしているが、その間に「リコール隠し」など何度も不祥事を繰り返してきた。 その度に企業風土の刷新を目的に外部有識者による「企業倫理委員会」を設置したり、新たな企業理念を制定したりしたが、結果的に絵に描いた餅に終わった。 なぜ不正が長年続いて
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