オフロードに対応した大型SUVはあまり多くありません。そのうちの1台がトヨタ『ランドクルーザー』です。このクルマは60年以上も前から存在し、トヨタの中で最も長寿命なモデルの1つとなっています。トヨタは、そんなランドクルーザーの2022年以降の米国での販売を終了すると発表しました。 現行モデルの2021年モデルを最後に、200系ランドクルーザーは米国から姿を消すことになります。米国以外の地域では販売が継続され、後継モデルは現行より高級志向のSUVになるという情報もあります。トヨタは次期ランドクルーザーの登場を正式には認めていません。 しかし、タフなSUVがモデルチェンジにより高級車になるにつれ、中核であるオフロード能力が失われていくというのはこれまで多くのモデルで見られました。日産『パスファインダー(テラノの海外仕様)』もその一例です。 販売終了の理由としては、売れ行きが芳しくないということ