スペイン・バルセロナでアフリカ出身の露天商らの組合が立ち上げたアパレル会社「トップ・マンタ」の作業所(2021年6月11日撮影)。(c)Josep LAGO / AFP 【7月5日 AFP】祖国セネガルを後にして、スペイン・カナリア諸島(Canary Islands)を目指す危険な船旅に出たときには、まさか大都市バルセロナ(Barcelona)の路上で偽ブランド品を売ることになろうとは思いもしなかった。 そうした無許可の露天商らは、広げた布(マンタ)の上に売り物を置くので「マンテロ」と呼ばれ、常に警察の手入れを警戒しながら不安定な生活を送っている。 だが、ラミーヌ・サール(Lamine Sarr)さん(38)らは一計を案じ、バルセロナ市内の路上販売業者を束ねる組合を設立した。 露天商組合は現在、独自のスニーカーブランドを立ち上げたばかりで、「ゲームのルールを変える」と意気込んでいる。「いつ
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