昔は誰もが、音楽を聴く「カセットテープ」、テレビを録画する「ビデオテープ」を使っていましたが、現在では中古品を見つけることさえ苦労します。 一世を風靡したこれら磁気テープは、「もう古い」のでしょうか。 実はそうではありません。最新技術を用いた磁気テープは、情報で溢れる現代社会における大量データの保存媒体として再び注目されています。 そして最近、アメリカのテクノロジー関連企業「IBM」と日本の精密化学メーカー「富士フイルム」が、50TB(未圧縮時)のデータ保存が可能な磁気テープを開発しました。 これは世界最大の記憶容量を実現したテープ・ストレージ・システムとなります。 詳細は、2023年8月30日付の富士フイルムの『ニュースリリース』にて発表されました。 Fujifilm and IBM Develop 50TB Native Tape Storage System, Featuring W
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