IRIメンバーおよび外部推薦で寄せられた40施設・団体・サービスの中から第1次選考会、第2次選考会を経て、次の3機関がLoY2017優秀賞、2機関がライブラリアンシップ賞を受賞しました。 一次選考会の結果 LoY2017優秀賞 従来の図書館イメージを覆す図書館サービスを提供し、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関を評価するものです。 (以下、順不同) LoY2017優秀賞:20年間継続されてきた地域資料のデジタルアーカイブ事業と将来に向けた取り組み 受賞機関:大阪市立中央図書館 授賞理由: 20年間継続されてきた地域資料のデジタル化と公開と今後のビジョンを示したことを評価。 授賞詳細: 大阪市立中央図書館は平成8年度より貴重資料のデジタル化と館内公開を開始し、平成13年度からはWebでの一般公開を行っている。20年間の館員の地道な作業の結果として公開されてい
この数年、文化資源を保存・活用する機関である図書館・博物館・文書館等(以後、MLAという)の所蔵資料を「拓く」新たな試みが始まっている。 日本においてその端緒となったのは2014年3月に行われた、京都府立総合資料館による国宝東寺百合文書の公開である(福島幸宏 「京都府立総合資料館による東寺百合文書のWEB公開とその反響」カレントアウェアネス-E No.259 を参照)。 上記に限らず、日本においての現段階の試みは、資料のデジタル化のあと、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを適用してウェブに出すという方法をとっている。MLAの所蔵資料のポテンシャルを引き出すため、現段階の技術と環境を背景に、大量かつ高精細のデジタル画像を作成したのち、適切なシステムとライセンスを付与することで、市民社会と共有するという試みと言えよう。 この手法が有効であることは、MLAの将来が市民社会とともにあり、そのため
インターネット上の百科事典ウィキペディアに記事を掲載し、郷土の歴史や文化などを発信しようとするイベントが全国各地で始まっています。図書館が媒介役になり、市民が「わがまち」を発見し、考える試みでもあります。関連イベントに参加した東久留米市中央図書館の図書館専門員藤井慶子さんが参加体験を踏まえてまとめた報告が図書館関連情報のメールマガジンに今年2月半ばに掲載されました。同館は昨年9月、「ウィキペディアタウン in 東久留米」を開催。今年も第2回を3月26日に予定しています。ネット時代の新しい著作権ルール(C.C.ライセンス)表示がありましたが、あらためて本人とメルマガ発行元に連絡し、了解を得て報告全文を再掲します。(編集部) * ◎ウィキペディアタウンというプロジェクトについて (藤井慶子・東久留米市立中央図書館 図書館専門員) ◆「ウィキペディアタウン」について、いま思うこと 私の周囲には、
2017年1月21日(土)、愛知県田原市で開催された「第3回 ブラタハラ 街歩きで、街の魅力発見発信!」に参加しました。Code for MIKAWAが主催するウィキペディアタウン×マッピングパーティの最終回。過去2回は2016年9月と11月に豊橋市で開催されています。 豊橋駅から豊橋鉄道渥美線で田原市に向かいます。渥美半島と言えば電照菊に代表される花卉栽培。豊鉄新豊橋駅では菜の花とシクラメンが出迎えてくれました。渥美線沿線にはキャベツ畑に加えて菜の花畑も多くみられました。18km・35分かけて終点の三河田原駅に到着。安藤忠雄設計の三河田原駅舎は2013年に完成したばかりで、広くて明るい。駅から歩いて15分の距離に田原市図書館があり、図書館のすぐ上の階にイベント会場の会議室があります。 今回のイベントには約36人が参加しました。田原市図書館の豊田館長、京都府立図書館司書の是住さん、関西から
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