図書館とファブスペース ~ 導入から1年 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下,SFC)では2013年4月,デジタル技術を使ったものづくり(以下,ファブ)を身近に体験できるよう,多くの学生が気軽に利用している場所である図書館(湘南藤沢メディアセンター)に3Dプリンタが利用できるファブスペースを設置した。3Dプリンタは,海外では,米国を中心に公共図書館等のメイカースペースの設置とともに導入が進んでいる(E1378参照)が、日本ではまだ珍しい取組みといえるのではないだろうか。本稿では,SFCの図書館への3Dプリンタ導入とファブスペースの設置から1年を経たところで振り返り,利用状況や新たな展開などについて紹介したい。 導入にあたっての具体的な機種の選定やスペース配置,運用ルールなどのサービス設計は,ファブの活動や研究を行っている環境情報学部田中浩也准教授の協力を得た。実運用の準備はサポートを行う
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