とあるアメリカ企業が架空の仕事をつくり、新聞やインターネットなどで人材募集をしました。役職の名前は「Director of Operation(運営ディレクター)」。 そして興味を持って応募してきた人たちと実際にビデオチャットを通じて就職面接をします。 真面目に面接官の説明に耳を傾ける応募者。この役職がかなり過酷な仕事であることが淡々と説明されます。 週135時間以上の勤務で、常に立ちっぱなし。あらゆる分野での知識と経験が求められ、特に医学・ファイナンス・調理の学位を持っていることが望ましい、と伝えられる応募者たち。 あまりに過酷な条件に、応募者達は耳を疑います。さらに信じられない勤務条件が続きます。休暇は無し、クリスマスや年末年始には普段にも増して労働時間が増えます。 応募者はどう反応して良いかも分かりません。ビデオを見ている私たちも「一体どんな仕事なんだろう?」と想像を膨らませます。