カレントアウェアネスでこういうのを読んだ。 長尾宗典. 近年の図書館史(単館史)編纂の傾向. カレントアウェアネス. 2015, (325) http://current.ndl.go.jp/ca1856 元記事は「単館史」を以下のように定義して文献リストを作成し、内容などの分析を行ったもの。 単一の図書館が、自館の責任において、自館で所蔵する資料を活用しながら自館の歴史的変遷について記述した著作物。書名に「館史」や「年史」の語を含むか否かを問わず、編者または発行者欄に当該図書館の名称を配し、図書館の刊行物として単行本の形で発行されるもの。 以下は記事の感想、というより、読みながら色々と思ったこと。 先の「単館史」の厳密な定義をxiao-2の雑な理解で言い換えると「ひとつの図書館が『わたしの歴史』として書きのこす歴史」。最初に頭に浮かんだことは、この定義に当てはまるものはこれからどうなるだ