毎年、終戦記念日となると話題になる、靖国神社の「軍服コスプレ」。同神社に批判的な者はもとより、肯定的な者にも、「英霊に失礼」などとあまり評判がよろしくないが、このような光景はいつはじまったのか。 【写真】この記事の写真を見る(6枚) 「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。平成の天皇が5年前このように発言した満洲事変の勃発より、今日(9月18日)でちょうど89年。そんな記念すべき日に、戦争が終わったとされる日の、ふしぎな現象を振り返ってみたい。 浅草で旧陸軍の軍服を仕入れた18歳「旧陸軍軍服姿、少佐の襟章の神奈川県厚木市、●●●●さん(18)。『中学校のころから戦争映画や“コンバット”を見て軍人が好きになった。軍服は浅草で仕入れました。天皇陛下は神様です』。26日に陸上自衛隊入隊とか」(中日新聞、1987年