映画のお約束事。 主人公の逆ポジション 以下の内容を読まれるのでしたら、こちら(映画の抱えるお約束事)とこちら(映画の抱えるお約束事2 日本ガラパゴス映画)をどうぞ。当ブログの理論についてまとめてあります。 物語を進めるのが主人公であるのが普通なのですから、物語の流れ−−>にそって動くのが主人公の本来のあるべき姿です。 それが、流れに掉さすように<−−のポジショニングをしている場合、 本来の居場所ではないところに主人公がいることを示しています。 それはつまり、主人公にとっての『逆境』であり、具体的には他人のテリトリーに踏み込んだ場合とかですが、上司の部屋を訪ねる場合や外国入国などでの主人公の逆ポジションは、ほとんどお約束事化しています。 または、暫定的な居場所にいる場合も<−−向きであります。暫定的な居場所では、その先に進んでも目的を叶える事は出来ないのですから、あまり長居は出来ないとい
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