スクエニプロデューサー安藤武博氏のブログ“スマゲ★革命”第二十三回 「実録、スマゲの創り方。~タイトル命名編~」 ●第二十三回 「実録、スマゲの創り方。~タイトル命名編~」 最近、「とみに『拡散性ミリオンアーサー』というタイトルはどのようにして名付けられたのか?」という質問を受けます。今回はゲームだけにとどまらず、あらゆるエンターテインメントで重要な“タイトル名の付け方”に関するプロデュースワークのお話を書きます。 まず『拡散性ミリオンアーサー』ですが、“命名:鎌池和馬であること”。とにかく、これにつきます。プロデューサーがお客様をびっくりさせるべく狙った“ワクワクポイント”として、“鎌池和馬の新作はライトノベルではなく、なんと!スマートフォンのゲームである”という仕掛けがありました。そのためには小説のタイトルを作家が命名するかのように、本作の世界観を構築した“原作者”である鎌池先生が名付