アメリカのRipplingをはじめ、QA(Quality Assurance、品質保証)が果たす役割が認識されはじめています。SaaSプロダクトは継続的に使うことが前提となるだけに、根幹をゆるがすような許されないバグだけでなく、使い心地に関わる部分まで、QAが担う「品質」をいかに定義し、チームを運営していくのかが大切です。 まだ日本では取組内容に関してオープンになっている事例が少ないQAではありますが、自社プロダクト開発におけるQAについて意志を持って取り組んでいる企業も存在します。その一つが、「バクラク請求書」「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク電子帳簿保存」「バクラクビジネスカード」といったBtoB SaaSを提供するLayerXです。プロダクトとしては後発なものもありながら、その開発スタイルは業界でも一目置かれる同社。 LayerXの初代CTOを務め、現在はQAチームも含め