連覇中のトヨタ自動車、前回2位のコニカミノルタ、東日本予選優勝の日清食品グループ、五輪や世界陸上の代表経験者が多い旭化成が4強と言われているが、前回3位のトヨタ自動車九州、リオ五輪代表2人を擁するホンダも含めて6強とする見方もある。12月20日時点でのエントリー選手をもとにレース展開を展望する(正式区間エントリーは大会前日の12月31日に決定)。 【1区(12・3キロ)】ペースによって浮上するチームが変わりそうだ。序盤から積極的に走って潰れてしまうリスクをとりにくいが、旭化成は1万メートル27分代の記録を持つ大六野秀畝(24)か村山紘太(23)を起用する見込みで、前半からハイペースに持ち込みそう。日清食品グループは1500メートル日本選手権優勝の戸田雅稀(23)がそのペースにつけるかどうかが見どころ。トヨタ自動車は中部予選1区を独走した大石港与(28)を起用するようなら旭化成に対抗できる。