2016年冬TVアニメ各作品の序盤について簡単な感想 - 法華狼の日記で書かなかった作品をいくつか五十音順で。 『蒼の彼方のフォーリズム』 競技の重要度や人物配置で『ワルキューレ ロマンツェ』を思い出す。よく似た面白さがあるだけに、競技描写の説得力で劣っているのがつらい。逃げながらブイをタッチしていく速度勝負だけで勝てそうだし、事実その戦略が勝ちつづけている。ブイより背中のタッチでポイントが高くなるようにしたり、背中から長くのびるリボンをタッチするようにしたり、あえて相手を先行させて戦えるルールにするべきでは。 『おしえて!ギャル子ちゃん』 原作の濃い絵を上手にアニメナイズしている。しかし女子は意外と下ネタ好きという、それはそれでありがちなネタをそのままならべるだけ。第3話も簡単にまとめすぎ。少ない頁数を活かしている原作を7分間のアニメにするなら、あわせて構成も大きく変えてほしい。 『紅殻