宮城県では、水道が復旧完了するまで203日間もかかりました。その間、県民の13%(約32万人)は自宅外に避難しましたが、残りの87%(約211万人)は自宅での避難生活、いわゆる「在宅避難」を続けたのです。 東日本大震災では、広範囲に大地震が起きると、避難所に入りたくても入れない人が大勢出てくることが初めて分かった災害でした。在宅避難への備えがいかに重要かが、分かります。 ※避難者数、水道復旧までの期間は「東日本大震災復旧期の取組記録誌(宮城県)」より。 本品は、地震後すぐ必要な物資を厳選した「在宅避難向け」の防災セットです。 開発者の小田原宗弘さんは、仙台市の商社代表。市内で東日本大震災に遭い、その後数日間は、水や食料といった必需品が手に入らなかったそうです。 「コンビニやスーパー、ほとんどの店がシャッターを閉めていて、お金を持っていても何の役にも立たず、水と食料を持っていないことがどれほ
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