東京都の小池百合子知事が重視する東京都の重症者数は、都基準での発表数は29人だが、国の基準による重症者数は546人で517人の違いがある。 この違いは、都と厚生労働省で重症者の定義が違うためだ。厚労省の定義では、人工呼吸器か人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使用しているか、集中治療室(ICU)で治療している患者を重症者とする。 しかし、都はICUで治療していても、人工呼吸器かエクモを使用していなければ重症者に含めていない。都担当者は「(第6波の)全入院患者を把握しているわけではないが、重症でないのにICUに入っている人はいると思う」と話す。
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