ブックマーク / watashinim.exblog.jp (7)

  • 「まずは知ること」なる言説の犯罪性 | 私にも話させて

    外国人学校の中で朝鮮学校のみが4月からの高校実質無償化対象から外されたこと、朝鮮学校のみが「第三者機関」の審議対象となることは、改めて言うまでもないことである。問題点は山のようにあるが、これが、日国家による朝鮮学校への差別の公認であること、そしてこの措置が朝鮮学校や在日朝鮮人への社会的な差別や排外主義を後押しする効果を持つことも、明らかである。 なぜわざわざこんな当たり前のことを書くかというと、世の中には私たちの想像の限界を超える発想を行う人間がいることを改めて痛感し、そしてそのような発想に基づいた発言が公的な雑誌に掲載される以上、それを切り捨てることなく少なくとも一定の妥当性を持つと考え、頒布したいと考える人間も存在するということであるがゆえに、そのような悪質な発言の社会的効果もあながち馬鹿にできないかもしれないと危惧するからである。 『金曜日』最新号(2010年4月2日号)において、

    「まずは知ること」なる言説の犯罪性 | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2010/04/03
    この方は苦手だが。あずまんにしても韓氏にしても具体的な状況に対して考えるのでもなくクリシェやポモ理論を適当に当てはめればいいって姿勢が見え隠れ。それは思想ではない。
  • 朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求:④川瀬氏への要求 | 私にも話させて

    8. 川瀬氏の発言の検討を続ける。 ③「@mythrim 佐藤氏と一緒に批判されるくらいの大物になったと喜ぶべきでしょうか(笑)?僕は今学校で「朝鮮学校を差別するな」っていう署名集めてるんですけどね・・・。 」 川瀬氏は、「佐藤氏と一緒に批判されるくらいの大物になったと喜ぶべきでしょうか(笑)?」と発言しているが、私は川瀬氏の発言を「典型」としたまでであって、佐藤優と同質の問題を含んでいることを指摘しているが、同列には扱っていない。 また、「僕は今学校で「朝鮮学校を差別するな」っていう署名集めてるんですけどね・・・。 」と川瀬氏は発言しており、これも何とおりもの反論が可能である。 そもそも、川瀬氏がどのような活動を行なっていようが、発言とは何の関係もない。 また、川瀬氏は「今学校で「朝鮮学校を差別するな」っていう署名集めてる」ことを、私の前回記事発表時まで、私が容易に知り得る形で明らかにし

    朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求:④川瀬氏への要求 | 私にも話させて
  • 朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求③:内田樹の「寛容」論と川瀬氏 | 私にも話させて

    6. 以上で、川瀬氏の発言に関する総論を終えることにする。では、以下、川瀬氏の発言を順次検討していこう。 ①「やっぱ、twitterでの発言は、文脈(今までの生き方も含む)と切り離されて一人歩きして解釈される危険性があるなあ、と実感。いや、数日前の発言を批判されたんですよ。俺からすれば誤読だけど。」 ②「@yamaguchiM いやあ、敢えて「国益」的な立場だったとしても、という意味なんですけどねえ。普遍的人権と思ってるに決まってるっつーの(笑)。リアルポリティックスとか言うなら、それくらいの「外交手腕」を見せろよ、というつもりだったんですけどね。 」 川瀬氏はここで「やっぱ、twitterでの発言は、文脈(今までの生き方も含む)と切り離されて一人歩きして解釈される危険性があるなあ、と実感。」と発言している。ということは当然、川瀬氏は、今回の私の文章を、川瀬氏の発言を「文脈(今までの生き方

    朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求③:内田樹の「寛容」論と川瀬氏 | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2010/03/10
    kscykscy氏=金光翔氏の別ブログだと思ってたよ。①②③別にどうでも良いことだが。
  • 朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求②:<佐藤優現象>を推進するリベラル・左派との共通性 | 私にも話させて

    4. では、以下、川瀬氏の反論を検討していこう。 そもそも、この件に関する論点は、実は単純なはずである。川瀬氏が(後に示すように)肯定的に評価する「こっちから寛容さを示して道徳的な優位性を保つ」姿勢について、私は、二つの問題点を指摘した。 一つ目は、「寛容」論という論理の問題性である。「朝鮮学校排除問題は、在日朝鮮人、外国人の教育権及び人種差別禁止という普遍的権利の問題」であって、「「国益」上の問題、あるいは「寛容」の問題として朝鮮学校排除問題を位置づけること」は、それが反対論の主流になれば、危険な結果をもたらしかねない点である。「北朝鮮と関係する朝鮮学校以外の外国人学校には「寛容」だが、朝鮮学校は「寛容」の対象外、とする人々は数多く存在するわけであるから、この種の主張はそうした人々に簡単に否定されるだろう」し、また、「マジョリティの恣意的な「寛容」の程度によって在日朝鮮人、外国人の教育

    朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求②:<佐藤優現象>を推進するリベラル・左派との共通性 | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2010/03/10
    「『ケモノは檻へ』というレトリックは予防拘禁の肯定となるか否か」論争を彷彿させるものがある
  • 朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求①:はじめに | 私にも話させて

    1. 前回の記事でその発言をとりあげた、「若手」の朝鮮史研究者である川瀬貴也氏が、私に対して反論を行なっているようである。「ようである」としたのは、川瀬氏の反論が、twitter上でほぼ友人相手になされていたり、自らのブログ上で匿名の人物のコメントへの応答としてなされているもので、私や読者一般に向けてなされた形のものではないからである。いずれにせよ、ここでは川瀬氏が、以上の形式で実質的に「反論」を行なっているものと見なすことにする。 川瀬氏の反論は後述するように極めて不誠実なものであり、しかも論理の体をなしておらず、かつ、肝心の論点に関してまともに反論することを回避しているために、この「論争」自体は生産性のある方向に発展しそうにない。だが、川瀬氏は、一般のリベラル・左派の言論人と異なり、「正直」や「計算をしない」という「美徳」を持っておられるように見える。したがって、「良心的」知識人を自認

    朝鮮史研究者・川瀬貴也氏への回答と要求①:はじめに | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2010/03/10
    私は、金光翔氏のことがなんとなく好きではない。この論争を通じて、その理由が明らかになるかもしれないな。
  • 『週刊文春』見出し「本当に怖い中国人」 | 私にも話させて

    当に怖い中国人 (1)ウイグル暴動「女子大生の首を切り木に吊るした」 (2)あなたの隣の中国人「一気に刃物」の恐怖 ――ハローワーク職員襲撃だけじゃない」 記事を読むと、(2)は、日国内の中国人による犯罪事例を取り上げている。 約1年前に、このブログで、『週刊朝日』による韓国人へのレイシズムそのものの見出しを3回にわたって取り上げた際に、2回目で、以下のように述べた。 「右派メディアは、キャッチコピーにおいては、「韓国」は罵倒しても、「韓国人」一般に罵倒表現を使う事例はあまり見かけない。民族差別だと言われないよう警戒しているのだろう。「リベラル」であるはずの朝日の方が、警戒心がないからこそ、こうした差別感情が垂れ流されたキャッチコピーを使うわけである。 朝日が使ったのだから、右派メディアにも、こうした「韓国人」への罵倒表現は「解禁」されてしまったということだ。今後、「朝日ですらあそこ

    『週刊文春』見出し「本当に怖い中国人」 | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2009/07/23
    多分、何も考えていないってのは怖いな >在特会のような確信犯と違い、何も考えていないのではないか。
  • 佐藤優のワシントンポスト意見広告への嘲笑 | 私にも話させて

    インパクションの論文で、佐藤優が「左」「右」の雑誌ごとに主張を使い分けしていることを指摘し、一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤による使い分けを検討した。今回はその続編である。 私が奇妙に思うのは、佐藤の、山口二郎との対談での以下の発言が、管見の範囲では問題になっていないことである。 「山口 基的には安倍政権の自滅は日の民主主義にとっては喜ばしいことで、集団的自衛権の正当化も吹っ飛ぶでしょうし、憲法改正は当分無理でしょう。 佐藤 それはとてもよいことです。歴史認識について、「戦後レジームからの脱却」が結局行き着いたのは、「慰安婦」に関するワシントンポストの6月14日付意見広告です。あれに名を連ねた人たちは、あのような形態で歴史認識問題をアメリカ世論に叩きつけることで、具体的にどのような展望が開かれると考えているのでしょうか。」(山口二郎・佐藤優「なぜ安倍政権はメルトダウン

    佐藤優のワシントンポスト意見広告への嘲笑 | 私にも話させて
    hit-and-run
    hit-and-run 2008/01/12
    自分は佐藤さんの話は眉唾としか思えないんだが、「インテリジェンス~!」と持ち上げられてるのは何なのか?なんでこんなに持て囃されてるのかがわからん。
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