出典: inmylife 風が止むと書いて「凪」である。なんと見事な一字であろうか。 大物を狙わんと意気揚々と舟に乗り込んだ男。遥か沖までやってきたが、見事なまでに何も釣れない。風はまったく吹かず、辺りは完全なる静寂に包まれていた。 「今日はその時ではなかったのだ」。諦めた男はひとりつぶやいた。不思議なことにむしろ清々しい気持ちだった。船底に寝転び、雲一つない空を眺める。 やがて目を閉じ、これまでをひとり振り返った。 アンニュイな午後、ツイッターのタイムラインを眺めていると、リツイートされた一本の記事を目にした。「 我がブログは全面的に池沼マスオ先生を応援するのであります - 働けおっさんブロガー 」。マスオ先生(move-wife)とは、ワタクシとはてなブログの読者数を競い合っている天敵だ。これは無視する訳にはいかない。すぐさま記事に目を通す。 彼がマスオ氏を応援する理由は、ただひとつ。