日曜八時だ、大河の時間だーッ! こんなにこの時間が楽しみなのは本当に久しぶりです。 本作はアバンタイトルがなく、いきなりテーマ曲から始まりました。スタッフロールの時点で考証に錚々たる戦国研究者が連なり、さりげなくVFX効果が施された映像が映し出されます。音楽も色味を抑えた映像も、実にシブい。しかしじわじわと味わうとかみ応えのありそうな、スルメ系のOPです。 今回のOPの特徴は、六文銭の間から本編が少し挿入される『獅子の時代』オマージュのようです。映像も音楽もシブめに抑えてきて、しかも最後に私が事前予想で見たいと書いたワラワラと群れて動く兵馬が出てきて感激しました。なんだか期待できそうだぞ! そして有働アナのナレーション、いきなり武田家存亡の危機と語られます。子役なしで最初から堺雅人さんの信繁登場。のっけからベタ褒めするのも気恥ずかしいのですが、過剰にならないコーンスターチ使いで山にかかる霧