東海道・山陽新幹線の特急券などをインターネットで予約できる会員制サービス「エクスプレス予約」の乗車券の発売が18日で終了することになり、利用者の間で戸惑いが広がっている。これまで特急券と同時に購入できた乗車券が、今後は券売機や窓口に並んで別途購入しなければならなくなるためだ。利用者から「改悪だ」との声が上がる一方、ICカードや携帯電話を使いワンタッチで改札を抜けられるチケットレスサービス「EX-IC」の利用者には影響がなく、JR東海は「利用状況を考慮し判断した」としている。“急行”なのに時間かかる… エクスプレス予約は、パソコンや携帯電話で新幹線を予約できるJR東海の会員制切符販売システム。1050円の年会費を払うと割引料金の「e特急券」を購入でき、発車時刻前であれば何度でも予約を変更できるなどのメリットがある。平成13(2001)年にJR東海がサービスをスタートし、JR西も18年から始め