【読売新聞】 兵庫県尼崎市教育委員会は29日、市立小学校1校が今春までの4年間、他校の公印を誤って印刷した卒業証書を渡していたと発表した。印刷データを取り違えたとみられ、今春の卒業生がミスを見つけるまで誰も気づかなかったという。小学
【読売新聞】 兵庫県尼崎市教育委員会は29日、市立小学校1校が今春までの4年間、他校の公印を誤って印刷した卒業証書を渡していたと発表した。印刷データを取り違えたとみられ、今春の卒業生がミスを見つけるまで誰も気づかなかったという。小学
医学部の不正入試問題で、文部科学省から昨年、不適切またはその疑いがあると指摘された10大学のうち、女子差別があったとされる4校の今春入試で女子の平均合格率が13・50%と、男子の12・12%を1・38ポイント上回ったことが、読売新聞の調査で分かった。前年は男子9・06%、女子5・52%と3・54ポイント差があったが逆転した。今春の入試では、不当な差別が排除された結果とみられる。 全81校で見ても、前年は男子11・51%、女子9・46%と2・05ポイントの開きがあったが、今春は男子11・86%、女子10・91%で0・95ポイント差に縮小。昭和大、日本大(いずれも東京)、山梨大(山梨)など計26校で女子の合格率が男子を上回った。 読売新聞は5~6月、東京女子医科大(東京)を含む81校(防衛省所管の防衛医科大を除く)に今春のAO・推薦入試や一般入試などの男女別、年齢別の受験者数と合格者数を尋ねた
東京医科大(東京)医学部医学科の一般入試で、同大が女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが明らかになった。同大出身の女性医師が結婚や出産で離職すれば、系列病院の医師が不足する恐れがあることが背景にあったとされる。水面下で女子だけが不利に扱われていたことに対し、女性医師や女子受験生からは「時代遅れだ」との声が上がる。 「いわば必要悪。暗黙の了解だった」。同大関係者は、女子の合格者数を意図的に減らしていたことについてそう語る。 この関係者によると、同大による女子合格者の抑制は2011年頃に始まった。10年の医学科の一般入試で女子の合格者数が69人と全体(181人)の38%に達したためだ。医師の国家試験に合格した同大出身者の大半は、系列の病院で働くことになる。緊急の手術が多く勤務体系が不規則な外科では、女性医師は敬遠されがちで、「女3人で男1人分」との言葉もささやかれているとい
京都高島屋(京都市下京区)で31日、100体限定で客1人2体までを条件に受注販売された人形を男性客1人がすべて購入し、ツイッターなどで「転売目的の買い占め」などと指摘する書き込みが相次いだ。 人形は今後製作されるが、同店は「転売目的かどうかを判断するのは難しい」とし、予定通り引き渡すという。 京都市の玩具メーカーが開発した「スーパードルフィー」と呼ばれる精巧な人形で、大きな瞳の美少女の絵で人気を集めた画家中原淳一(1913~83年)のデザイン画を再現した。白いブラウスに赤いスカートを身につけた「ロリーナ」という女の子の人形(約65センチ)で、価格は1体12万4200円(税込み)だった。 京都高島屋によると、午前10時の開店前に約200人の行列ができ、1人2体分の整理券を先頭から50人に配布。この50人が複数のブースに分かれて購入手続きを進めたが、男性1人が各ブースを訪れ、すべての人の代金を
長野県佐久穂町のケーブルテレビ会社「佐久高原ケーブルビジョン」が放送を停止したことが16日、わかった。 NHKや民放が見られない状態となっており、同町や総務省が放送を再開するよう要請している。 町によると、15日午後4時前頃から「テレビが映らない」などの問い合わせが相次ぎ、放送停止が判明した。同社は、約3年前から事業を停止する意向を町関係者に伝えていた。昨年10月には、デジタル対応に経費がかさむなどとして「12月で放送を停止する」としていたが、町が事業継続を要請していたという。 登記簿によると、同社は1988年設立。合併前の旧佐久町エリアで事業を展開していた。数年前までは自主制作の番組も放送していたが、現在は既存の放送局の番組放送が主たる業務だった。町によると、3年前の契約世帯は約1000世帯あったが、現在は不明という。 放送停止について、視聴者への周知はしていなかったとみられ、総務省地域
独身中年男性のメタボリックシンドローム(メタボ)の割合は、既婚者に比べて約2倍とする調査結果を東京慈恵医大の和田高士教授(健康科学)らのグループがまとめた。 大阪市で7日から始まった日本肥満学会で発表する。 調査は同大病院で人間ドックを受けた40歳代の男性2113人を対象に、既婚1672人、単身赴任131人、独身(離婚も含む)310人を質問票の回答と検査結果から比較した。 この結果、メタボの人は独身が23%で、既婚の11%の約2倍だった。メタボの予備軍はそれぞれ17%と18%でほぼ変わらなかった。単身赴任では、メタボは10%にとどまる一方、予備軍は22%と最も多かった。独身は、メタボの診断基準となる腹囲や血中の中性脂肪、血糖値、血圧の平均値がいずれも既婚より高かった。
内容二の次…良質情報押しのけ「上位」に 大手IT企業ディー・エヌ・エー(DeNA)が、運営する10のキュレーションサイトのうち9サイトのサービスを停止した。きっかけとなったのは、このうちの一つ、医療系まとめサイト「WELQ(ウェルク)」で、科学的根拠に欠ける記事や無断転用が次々と発覚したことだった。 「死にたい」で誘導 「ココロとカラダの教科書」がキャッチフレーズのWELQは、医療や健康、美容情報をまとめたキュレーションサイトで、編集部や外部のライターのほか、ネットユーザーからの投稿記事などで構成。昨年10月にスタートし、今年10月には月間閲覧数が2000万件を超えていた。 だが、10月下旬以降、「人生に疲れたな、と思ったとき」などと題した記事がきっかけで、激しい批判を受け始める。 記事は、「今、死にたいと思っている人へ」と呼びかけた上で、「承認欲求が強い」「自己承認力を高めるには、自己分
シカは鉄分補給のため、レールをなめようと集まってくる!? シカと列車の衝突事故防止に向け、東京の建材メーカーが、こんな分析結果をまとめ、鉄分を主体とする「誘鹿(ゆうか)材」を開発した。線路に向かう“けもの道”の途中に誘鹿材を置いてシカを足止めし、それ以上、線路に近付かないようにする。事故多発に悩むJR九州は今月中にも試験導入することを決めており、効果が注目される。 誘鹿材は鉄分と塩分を主原料としたブロック状の固形物で、重さは1個約5キロ。開発したのは建材の総合メーカー「日鉄住金建材」。鉄道用の暴風柵や防音壁の製造・販売も手掛けており、鉄道会社がシカ対策に悩んでいることを知り、2011年に研究を始めた。 専門家らに聞き取り調査を行う中で、シカ肉に鉄分が豊富に含まれている点に着目。飼育施設で観察を続け、繰り返し鉄パイプをなめていることにも気付いた。 13年3月、岐阜県関ヶ原町の雑木林に鉄粉を散
2016年度の税制改正で、政府・与党がビールや発泡酒などビール系飲料の税額一本化を見送る見通しになった。 あわせて検討していたチューハイの増税も先送りする。近く本格化する軽減税率の制度設計に注力するためだ。 ビール系飲料の「ビール」「発泡酒」「第3のビール」の税額は原材料や製法の違いなどから大きく異なり、1缶(350ミリ・リットル)あたりの酒税額はビールが77円、発泡酒が46・98円、第3のビールが28円となっている。 似たような飲料なのに税額が異なることは、消費者やメーカーにとって理解しにくい上、政府にとっては税額の低い第3のビールに人気が集中し、税収が落ち込みやすい問題がある。 このため、与党は15年度の税制改正大綱にこれらを将来的に一本化する方針を明記。16年度税制改正で、ビール系飲料からの税収が全体として増減しないよう、税額を一律55円程度とする方向で検討していた。
京都・祇園の焼き肉店で牛の生の肝臓(レバー)を客に出したとして経営者の小田篤志容疑者(29)らが食品衛生法違反容疑で逮捕された事件で、店では客が警察官や保健所職員でないかを外見などから判断、生レバーを勧めていたことが京都府警への取材でわかった。 府警は29日、新たに同店料理長・大槻善之容疑者(44)を同容疑で逮捕。23日に逮捕した同店責任者・大西亮太容疑者(28)ら2人を含む全員が容疑を認め、小田容疑者は「客からの要望が多く、喜んでもらえる店にしたかった」と供述している。 大西容疑者らの供述では、来店した客を観察して警察官などではないと「直感」で判断した場合、店員に無線機で「生レバーを紹介してよい」と指示していた。提供から30分過ぎても皿に残っていると、回収して廃棄したという。
加茂市は1日、交通事故防止のため、自転車に乗らないよう呼びかける文書を市内の全小中学生約2000人に配った。8月に市内で自転車に乗っていた男子中学生が乗用車にはねられ、死亡した事故を受けたもの。自治体が自転車を使わないよう周知するのは異例だが、同日、記者会見した小池清彦市長は「あんな悲しい出来事があってはならない。命を守るためにこの程度は言わせてほしい」と訴えた。 文書では、車が走る道路は危険なので、なるべく自転車に乗らないようにし、どうしても乗る場合はヘルメットをかぶることなどを求めた。市内の小中学校の校長からも賛同を得て、児童・生徒とその保護者向けに2種類の文書を作成し、全校で配布したという。 小池市長は「車にヒヤヒヤしながら走らねばならず、非常に危険だ。今や自転車に乗ることは楽しいことではない」と趣旨を説明。代わりに市営バスの利用を勧めた。
サポート切れのXPを使い続けることは「ヘルメットなしでバイクに乗る」と例えられるほど、サイバー攻撃の危険は高まるが、自治体の更新作業は遅れている。専門家は「住民情報を扱う自治体は、セキュリティー対策を講じる責任がある」と指摘している。 ◆「たぶん大丈夫」 三重県四日市市の公用パソコンは約4000台。このうち、XPの後継ソフト「7」はわずか0・5%の20台。残りはXPのままだ。 更新のための予算約6億円は来年度予算で確保できる見込みだが、導入が始まるのは来年8月から。戸籍や住民票を扱う業務システムがXP専用で、システム交換が終わらないためだ。5か月近く、危険な状態が続くが、IT推進課職員は「サイバー攻撃はめったにあるものじゃないし、別に不安はない」とあっけらかんと話す。 知識不足から移行が遅れるケースもある。「本当にサポートが終わってしまうなんて、今年4月まで知らなかった」と嘆くのは、町の公
酒を飲みながら軽乗用車を運転したとして、兵庫県警高速隊は14日、淡路市岩屋、会社員小松弘容疑者(49)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。 「自動販売機でカップ酒3本を購入し、1本を運転しながら飲んでいた」と供述しているという。 発表によると、小松容疑者は14日午後7時45分頃、阪神高速3号神戸線の上り線で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑い。 小松容疑者は、宝塚市内の会社員男性(23)の乗用車に追突。駆けつけた同隊員が調べたところ、飲酒検知管の上限を超える呼気1リットルあたり0・96ミリ・グラムのアルコール分を検出し、発覚した。 小松容疑者は淡路市内で勤務後、神戸市内のサウナに行く途中だったという。
8月末に福岡市で行方不明になっていた仙台市太白区、会社員沖野龍さん(25)が5日、徒歩などで帰宅した。 福岡市からは約1400キロ。11日かけて戻って来た沖野さんは「福岡市内の路上で財布も携帯電話も奪われた時は焦ったけど、帰宅できてよかった」と話している。 沖野さんによると、8月25日に飛行機に乗り遅れた後、携帯電話の電池が切れた。福岡市内で夜を過ごすため、インターネットカフェを探していた。午後10時頃、路上で男5人くらいに「財布と携帯電話を渡せ」と脅され、財布と携帯電話を置いて隙を見て逃げた。 その後、野宿をしながら仙台に向かった。「靴の中に隠し持っていた2000円で、食パンや水を購入し、飢えをしのいだ」という。 9月5日午後7時過ぎに、母親の敏枝さん(46)の経営する岩沼市のスナックに帰ってきた。その後、敏枝さんが仙台南署に連絡した。沖野さんは「まさかこんな大騒ぎになっているとは。皆様
宮城県警は15日、カメルーン国籍の東京都荒川区東日暮里、自称通訳業ムバラ・ルイス・クリステア(32)、日本国籍の横浜市港北区大曽根台、無職エティム陽子(39)の両容疑者を窃盗容疑で逮捕したと発表した。 発表によると、2人は6月、都内のホテルで、仙台市の中古車販売業の男性(37)に対し、1万円札を2枚の紙で挟んで薬品をかけ、1万円札3枚に変えるマジックを見せた後、「これでお金が作れるが、(男性が欲しがっていた)1億4000万円分の金を作るには、元手となる現金が必要だ」などと言い、男性が後日、仙台市内で用意した現金1850万円を隙をみて盗んだ疑い。 クリステア容疑者は調べに対し、「わからない。男性と会ったことはない」と供述しているという。
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