リビア反体制派が制圧した首都トリポリのバーブ・アジジヤ地区にあるカダフィ大佐邸の寝室から、コンドリーザ・ライス前米国務長官の写真を集めたアルバムが26日までに見つかった。大佐はライス氏の大ファンだったとされている。AP通信などが伝えた。 カダフィ大佐はかつてテレビインタビューで、アフリカ系米国人女性のライス氏を「愛しており、尊敬し、誇りに思っている」などと語ったことがある。 2008年秋には、リビアを訪問したライス氏と直接会談。ダイヤモンドの指輪など約21万ドルの贈り物をしたという。米当局者は外国首脳から個人的な贈り物をもらうことを禁じられており、これらは倉庫行きになった。 ライス氏はアルバムが見つかったことについてコメントしていない。ヌランド米国務省報道官は「とても変で、気味悪い」と話した。(トリポリ共同)