ブックマーク / higeta.hatenablog.com (3)

  • 黄燐にはどのような毒性があるか - 日本近現代史と戦争を研究する

    黄燐の毒性は、古くから知られており、 黄燐による害について記した文献は、枚挙に暇がない。 その害は、以下の六つに分類できる。 摂取による害 酷い火傷 火傷に止まらない毒性 短期間の吸入による害 長期間の吸入による害 環境への害 以下では、戦前日の文献を中心にみていこう。 (1)摂取による害 鴨居武『無機化学講義』1911年、151頁 非常なる毒物にして稍多量に摂取するときは数時間にて死去す少量にても痙攣其他の病状を惹起す故に日常此者を取扱ふ職工の如きは顎骨に中毒を受け労働を為し得ざる如くなること少なからず。 著者は、工学博士。ここでは、長期間の吸入による害についても言及されている。 近藤耕蔵編『新制化学教科書』1925年、74頁 黄燐は恐るべき毒物にして其0.15瓦は人を殺すに足る。殺鼠剤として用ひらる。 著者は、東京女子高等師範学校教授。 (2)酷い火傷 および (3)火傷に止まらない

    黄燐にはどのような毒性があるか - 日本近現代史と戦争を研究する
    hitouban
    hitouban 2011/11/12
  • 「満人なんか…」 - 日本近現代史と戦争を研究する

    満洲も暮しよいです 満人なんか内地人にはびく\/して居ます そこをつけ込んで私達なんかも満人を屁とも思つて居りません嫌な奴と思つたら頭から怒鳴つてやります とても面白いです 買物などでも無茶苦茶に値切つて買つて来ます 値切れば幾らでも値切れるよ (吉林省檔案館, 廣西師範大學出版社編『日関東憲兵隊報告集(第一輯)』8、廣西師範大學出版社、2005年、456頁) ふつうの一庶民の書いた、差別意識ばりばりの手紙の内容が、名前と住所とともに史料として残ってしまっている。1942年10月15日の手紙である。通信を検閲していた関東憲兵隊隷下の東寧憲兵隊がこの手紙を没収し、記録していた。人は何気なく書いたつもりでも、70年後の今日まで残り、出版された史料集に収録されて、みんなが見れるようになってしまった。 日の敗戦により、地中に埋められたはずの関東憲兵隊の報告書類が発見・掘りおこされ、出版される

    「満人なんか…」 - 日本近現代史と戦争を研究する
    hitouban
    hitouban 2011/08/06
    ↓いやぁ最近個人攻撃は大人気ないと控えてますが、m-nantoka酷すぎる。決して迷妄の徒ではないと評価してるだけに、このボケからは言い様のない邪悪さを感じるわ。
  • ゴボウを食べる習慣は知られていなかったのか - 日本近現代史と戦争を研究する

    関連:http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100122/p1 アメリカでは日人がゴボウをべる習慣があることは知られていなかったのかという問題。 米軍はキスカ島において、撤退した日の守備隊が残していった糧を見つけたが、そのなかにはゴボウも含まれていた。 http://marshall.csu.edu.au/Marshalls/html/Wake_WWII/Wake_WWII-Text.html 出典には、 Verbeck, W.J., 1943 (?), The enemy on Kiska. U.S. Naval Intelligence, Section G-2 とあり、米海軍の情報部が情報として上げていたものと思われる。 日兵が何をべているのかということは、米国による日軍研究の重要な一項目であっただろう。 列挙されている糧の品目は以下のとおりで

    ゴボウを食べる習慣は知られていなかったのか - 日本近現代史と戦争を研究する
    hitouban
    hitouban 2010/01/30
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