人類史上の汚点「ジェノサイド」は、過ぎ去った物言わぬ歴史ではなく、来るべき悲しい可能性である。ホロコースト/ショア、ルワンダ、スレブレニツァ、ダルフール、アゼルバイジャン、カンボジア、アルメニア…。 夥しい事例を真摯に究明し、固有の原理と共通のメカニズムを析出し、予防システムの構築を目指す。人類が知るべき、「ジェノサイド研究」の現在。 はしがき 石田勇治 第Ⅰ部 ジェノサイド研究の視座 第1章 ジェノサイド研究の課題と射程 石田勇治 第2章 ジェノサイドに関する研究史の検討 澤正輝 第3章 処罰を免れた「ジェノサイド」 松村由子 第4章 ホロコーストと植民地主義 ユルゲン・ツィンメラー 第5章 ナチ・ジェノサイドを支えた科学 石田勇治 第6章 住民移動・民族浄化・ジェノサイド 川喜田敦子 第7章 戦争、ジェノサイドとそれに対する責任 デイヴィッド・コーエン 第Ⅱ部 ジェノサイドの事例研究
●戸籍・国籍事務,登記事務,入国管理事務等に携わる部署に必携。 ●旧外地法は,昭和27年4月の平和条約発効までの,内地人と外地人(朝鮮人・台湾人等)との身分変動の適用法及びその法律効果等に関する諸問題を対象としています。 ●旧外地法関連判例,先例多数収録。 近現代史の研究に貴重な資料,史料価値があります。 第一章 序説 一 はじめに 二 外地 三 外地人 四 外地法 第二章 外地の発生 一 異法地域の一般的発生原因 二 我が国における異法地域の発生 三 異法地域の発生と外地人の地位(国籍の変動) 第三章 外地の(私法的)統治 一 総説 二 憲法の外地通用 三 国籍法の外地・外地人への適用 四 地域籍(民族籍)の特定 五 身分行為に伴う地域籍の変動 第四章 外地の消滅 一 終戦と外地人の地位 二 国籍法の施行と外地籍日本人の国籍 三 条約による日本国籍の喪失 四 国籍喪失までの間の身分行為と
本稿の課題は, 食品公害問題であるカネミ油症の被害がどのような意味で救済されていないのか, また不十分な補償がなぜ現在まで継続してきたのかを解明することにある. まず, カネミ油症の被害に対する補償の現状を検討すると, 類似する被害をもつ他の事例に比べて非常に手薄なものであった. 現在の日本には, 食品公害の被害に対応するための法制度が存在しないが, 被害の認定と補償は根拠法なき「制度」にもとづいて行われてきた. その内容は, 法的にも実質的にも被害者の権利を尊重しているとは言い難い. 次に, <医学的承認>と<法的承認>という2つの承認形式に着目してカネミ油症の「認定制度」を分析した. その結果, カネミ油症の被害者の認定は, 患者であることを認める<医学的承認>の形式でのみ行われており, 被害者がその権利を行使できるようなかたちで正当な権利要求を有する者であることを認める<法的承認>が
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多民族国家における言語生活研究 : 中国朝鮮語の呼称に着目して 孫蓮花著 宮帯出版社, 2013.3 タイトル読み タミンゾク コッカ ニオケル ゲンゴ セイカツ ケンキュウ : チュウゴク チョウセンゴ ノ コショウ ニ チャクモク シテ
アメリカの科学技術分野の進展を支える図書館の歴史と発展動向を実証的に検討。 混迷を深める日本の図書館界に対して、現実の地域社会と仮想情報空間にまたがる21世紀の図書館が果たすべき使命と役割について、多くの示唆を与える。 日本語版 まえがき はしがき 序章 第1章 公共図書館の使命 コレクション形成におけるジレンマ/図書館信仰/公共図書館が直面している人口統計学的変化/公共図書館システムの整備/公共図書館の使命の新たな見直し/公共図書館を“売り出す”/求めるものを求める人に/図書館パラダイムの転換/マクドナルドモデル/古典評価の変容/公共図書館計画作成手続/地域社会での役割画定/公共図書館の8つの役割/整備計画の評価/サービス提供メニューの導入/コストの問題/経済的視点からの検閲/取締り型検閲/生活埋没型検閲/二律背反の克服 第2章 公共図書館の管理運営と資金調達 最近の統計からみたアメリカ
桜本に拠点を置く社会福祉法人青丘社が、行政機関による通訳ボランティア派遣などの制度創設に声を上げ始めた。外国人であるがゆえの貧困や孤立の連鎖からの脱却につなげていく狙いがある。運営する川崎市ふれあい館では、2月21日から通訳ボランティア養成研修会を開催。在住外国人の多い川崎区から制度創設につなげたいとしている。 「通訳は、外国人市民の絡まりあった生活課題を一つずつほぐして解決することにつながる入り口」と、三浦知人川崎市ふれあい館館長は通訳ボランティア制度の創設の意義を訴える。 川崎市における通訳制度は、川崎区が取り組む「通訳・翻訳バンク」制度や川崎市国際交流協会の行政機関への通訳派遣、麻生区役所TV通訳システム、MICかながわの医療通訳、一般通訳などがある。このうち、青丘社は川崎区通訳・翻訳バンク制度の運営を委託されている。一見、充実しているように見えるが「実はそうではない」と三浦館長はい
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