ことし7月、神奈川県横須賀市の駅のホームで視覚障害者の男性がドアに手を挟まれたまま電車が発車しけがをした事故は、男性が車体に触れてドアの場所を探していたのを、車掌が見送りで手を振っていると見間違えた可能性があることが国などの調査でわかりました。国は再発防止策を検討することにしています。 ことし7月、横須賀市の京急久里浜駅のホームで電車に乗ろうとしていた視覚障害者の60代の男性がドアに手を挟まれたまま発車した電車に引っ張られて転倒し、頭や腰にけがをしました。 国土交通省や京急電鉄がホーム上のカメラの映像を確認したところ、男性が手を左右に動かしながら車体に触れていた際にドアが閉まり、手が挟まる様子が映っていたということです。 国土交通省によりますと視覚障害者が電車に乗る際、ホームからの転落を防ぐため車体に触ってドアを確認することが多く、男性も手でドアを探していたとみられるということです。 一方
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