「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。 兵庫県知事・斎藤元彦(46)をめぐる一連の問題。百条委員会をはじめとした“辞任圧力”は日を追うごとに強まり続けていますが、斎藤知事が辞任する気配は一向に見られません。 全国紙やテレビをはじめ、多くのマスコミが知事の責任を追及している今回の問題。そんな中、メディアの報道は“おねだり疑惑”に終始しているのではないか、という指摘もあります。県関係者が問題視する“疑惑の本丸”とは――。取材したK記者と、電子版統括編集長の村井弦(@Gen_Murai)が解説します。 【音声版はこちら】 村井 では今週も、兵庫県知事の斎藤元彦氏に関する問題を取り上げていきます。ゲストは、3週連続で現地取材をしてきたK記者です。よろしくお願いします。 K記者 よろしくお願いします。 村井 今、兵庫県議会では百条委員会が開かれ、斎藤知事が追及を受けてい