静岡市では、清水区内に水道水を供給する川の取水口で、流木などが詰まって水の取り込みができなくなって、24日の昼前から断水となり、現在はおよそ5万7000世帯で断水が続いています。 25日は市と海上保安庁が合わせて28か所に給水所を設けて対応していますが、復旧のめどは立っていないということです。このうち、有度生涯学習交流館の給水所では、3トンの水が用意され、多くの住民が車や徒歩などで次々に訪れていました。 今回の大雨で、静岡県内では24日までに2人が死亡、1人が行方不明になったほか、土砂崩れや浸水の被害も相次ぎました。 午後2時の時点で、12の市と町で、合わせて2727棟の床上・床下浸水が確認されています。 また、土砂崩れで3棟の住宅が巻き込まれ、3人がけがをした浜松市天竜区の現場には、市の職員が調査に入りました。
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