ブックマーク / kachosha.com (3)

  • 日本語の文字と表記 学びとその方法 尾山慎 著

    語研究を始めるのに必要な、文字論・書記論・表記論の違いをはじめとする基礎理論を体系的に解説。 文字の誕生からSNSでの表記まで、漢字・平仮名・片仮名の歴史と言葉の多様性を説いた入門書。 「このでは、日語の文字、そしてそれが実際に並べられた表記、またその筆跡、筆致、紙面上の配置など様々な事象について、いかに分析、研究されるかを様々な角度から論じていきます。今日まで蓄積されてきた研究、そしてそれらを承けて今後どのように展開されていくかということについて広く取り上げて、紹介したり、論説したりしていきます。進めるにあたっては、ただただすでに完成された研究方法に沿って紹介していくのではなく、研究方法、アプローチそれ自体をも、再検討しながら、時に新たに考案しつつ進めていきます。」——「はじめに」より 尾山 慎(おやま しん) 2006年 大阪市立大学大学院博士後期課程修了 博士(文学) 大阪

    日本語の文字と表記 学びとその方法 尾山慎 著
  • 漢字系文字の世界 字体と造字法 日本漢字学会 編・吉川雅之 編集主幹

    中国から広まった漢字は各地でどのように発展を遂げたのか。 漢字文化圏で起きた文字現象の質とは。 日製漢字、朝鮮(韓国)製漢字、ベトナム語のチュノム、西夏語の西夏文字、中国国内では広東語と福州語に特有な字体、少数民族チワン族の古壮字——を取り上げ、各言語が新しい漢字系文字を造る方法に迫る。 「書では「漢字系文字」を、通時的な書体の変化も含めた漢字、および漢字に影響されて創製された文字体系、そして漢字と異なる文字体系に入り込んだ個別の漢字まで含めた総称として用いている。そこには、元たる漢字は勿論のこと、西夏文字という文字体系や、(書では取り上げないが)象形文字・表語文字である「ナシ象形文字」の中に借用される漢字の字体まで含める。」――「前書き」より A Study of Sinoform Scripts: Principles of Glyph Creation Edited by

    漢字系文字の世界 字体と造字法 日本漢字学会 編・吉川雅之 編集主幹
  • 女性の文章と近代 書きことばから見たジェンダー 出雲朝子 著

    明治女性の書きことばから日の性差を切り出す! 明治18年『女学雑誌』が創刊され、多くの女性が意欲的に論説文を執筆した。 漢字平仮名交じり文で書かれ、文体としては基的に男性の論説文と同様な漢文訓読的要素を多く含んでいるが、女性ならではの特徴が存在する。 読者の寄稿文の分析に加えて、当時の女流作家たち、 樋口一葉 跡見花磎 荻野吟子 中島俊子 佐々木豊寿 清水紫琴 若松賤子 の書きことばを初めて解析。 日語の歴史をジェンダーの視点から捉えなおす。 出雲 朝子(いずも・あさこ) 1936年3月29日生まれ 1968年 東京教育大学大学院博士課程(日文学専攻)単位取得退学 青山学院女子短期大学名誉教授 専攻 日語史(中世)、女性語 著書 『玉塵抄を中心とした室町時代語の研究』(桜楓社) 『中世後期語論考』(翰林書房) 『国語学史』(共著、笠間書院) 概観 第一部 近代以前の文学作品以外の

    女性の文章と近代 書きことばから見たジェンダー 出雲朝子 著
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